水野木工ミシン透彫工業所がお届けする抜型が、どのように製作されるのかご紹介します。


●CAD設計・寸法確認

お客様からいただいた製品見本や図面・メールをもとに、AutoCADをベースにした自社開発の専用ソフトにより図形処理を行います。その後図形データを出力し、寸法入りプロッター図面で寸法確認を行います。




●レーザーカット加工

弊社では、ロータリーレーザー加工機、レーザーボードカッターの2種のレーザー加工機を保有しています。
レーザーカットをほどこすことで、刃や罫線を入れる溝を精密にカットします。
レーザー加工機にCADで作成した抜型のデータ通りにレーザーカットしていきます



●刃 組
自動曲機と手曲で加工した刃物等をレーザーでカットされた溝に埋め込んでいく作業です。

木型の切れ味や丈夫さは刃組みによって決まります。

この木型の要となる刃組加工を、熟練した技術者が溝に合わせ1つ1つ手作業でていねいに行っています。











●仕上げ

抜いた製品を木型から外すため、刃物のまわりにスポンジやコルク等を丁寧に貼り付けて完成です。







抜き型は、打ち抜き機に据え付けられ、それこそ夥しい数の
製品を打ち抜きます。

精密なカット、正確な製品の取り出し、端材排出等々お客様の高い要求を満たしながら長きに渡ってその性能を確保しなければなりません。そのためには熟練した抜き型職人の技が不可欠です。その殆どは手仕事であり手の感触で仕上がりを確かめると言う繊細なもの。長年培って来たノウハウと腕に自慢のある技術者の感性が、確かな抜き型を生み出します。


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